高校時代、人間関係をミニマムにし過ぎました
お題「高校生に戻ったらしたいこと」 に参加させて頂きます。
私が高校生に戻ってしたいことは、
・友達関係を濃くすること(遊びに行くこと)
・結婚を前提とはししない純粋な恋愛
です。
高校時代の、行き過ぎたミニマル思考とHSPの傾向に向き合えていなかった自分が、慎重に行動しすぎて後悔していることについて話してみようと思います。
高校生の頃は、ミニマリストという言葉もHSPという言葉も全く聞いたことありませんでしたが、若干高校生にして、"ストレスフリーで自分に必要なものだけで生きたい" という、今でいうミニマム思考を持っていました。
とはいえ、ワイワイしたいという高校生らしいノリへの憧れももちろんありました。ですが、
・些細な言動での傷つきやすさ
・失敗をした相手の顔色を伺って行動すること
・何手も先を考えて行動する癖
といったHSP傾向は、高校生頃から顕著に現れ始めていました。
悩みや葛藤の落とし所を見つけられず、リスクに備えて行動を抑制していた結果、コミュニティも行動範囲も広がり楽しみが増えることの多い高校時代に、逆に心から人間関係を楽しめなくなっていました。
なぜ後悔している?
大学で地元を離れ、就職は業種の都合で地元に戻りましたが、地元に戻った時に頼れる交友関係がないことに就職して気付きました。コロナ禍とはいえ、直接話して悩みを共有すること
大学で一生の友は複数人出来ましたが、出身地が異なることもあり、皆てんでんばらばら。小中高と言った、地元またはそれに近いコミュニティの中に濃い友人が存在することも、今思えば大切だったのかもしれないと思っています。
なぜ交友関係をミニマムにしていたのか
端的に言うと、
・学生なのに学生ノリについていけなかった
・学生ノリが不要な人間関係を追い求めすぎた
からです。
コソコソ愚痴や不満を言ったり、学生ノリの一環で言動を否定したり笑ったりするクラスメイトを見ているうちに段々と、"自分も気をつけてても同じように言われるんだ。自分らしく居てもなお陰で何か言われるなら、人との関わり自体を濃くしない方がいい" と思うようになりました。
何か失敗すると陰で笑うし周りにも広がっていく、というノリが、"友達関係も恋愛も失敗を最小限に抑え、長期に渡って安定して関われる人とのみ。失敗に繋がる関係構築は不要" と、人間関係にブレーキをかけることに繋がるようになりました。
そこから、"遊びに誘うまたは参加する、人付き合いの悩みを相談する、といったアクションは今後の人間関係において失敗や辛さのリスクとなる" と判断するようになり、自分からアクションを起こすことは無くなりました。
前述の学生ならではの環境から、過去の言動を自分自身で引きずるようになり、在学中から "あの言動ちょっと失敗したかも" と思ったら、相手の反応を伺う前に、すぐにバツバツと関係を切っていました。大学入学半年辺りでは気軽に連絡を取る友人は居なくなりました。
友人関係として話を展開していきましたが、恋愛においても全く同じ思考でした。関係の進展は今後の自分にとってリスクだと思っていたのです。
歳を重ねてからの恋愛は、好きという気持ちの他に重視すべきことが出てくることは分かっていましたが、好きという気持ちを "最優先" にするのが難しいということまでは知りませんでした。
"いつでも好きと言う気持ちを優先して恋愛できるなら、傷ついてまで今しなくていい" と考えて恋愛をしなかったことを、少し後悔しています。
異性にも恋愛感情は抱き、部活もがっつりのめり込んだのにもかかわらず、自分からアクションを起こして深い関係になった人は1人も居ません。
人間関係を合理的に考えすぎるあまり、学校 "では" 一緒、という上辺の関係のみで学校生活を送った結果、親友も異性との交際経験もゼロのまま、卒業を迎えました。
高校生にもう一度戻れるなら、人間関係をほんの少しでも頑張りたいですね。
当時の私は、今以上に繊細だったなぁと思うと同時に、達観していたなぁとも個人的に思っています。
高校生なりの(?)極端な行動で自分を守っていた一方で、私と同じ温度感や価値観の人が居なかったのも事実です。
価値観の違いも人間関係の醍醐味だと、頭では理解はしていました。ですが、刺激だらけの学生時代で、それを楽しむには体力が足りなかったんですよね。
と言いつつ今も、今後どのように関係性が変化するかも読めないので、卒業後も相変わらず人間関係は深くせずに生きてきました。
そもそも、同じ人間と関わり続けるのも苦手なので転職も多く、人間関係が濃くならない職場・職種というのも仕事選びの基準になっています。
環境の変化や人間関係の変化が多いことを強みと捉えて、その場その場の人間関係をほんのちょっとずつ濃くしてみることから始めてみよう、と奮起しているところです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました🦔🌿